公開日：2025/11/04

バスソルトはむくみ解消に効果的！入浴のコツや注意点も解説

足が重だるく感じる、靴下の跡が消えないなど、夕方になるとむくみに悩む人は多いでしょう。むくみの原因は、デスクワークや立ち仕事、冷えなどが挙げられますが、日常のケアで解消が期待できます。

中でも手軽に取り入れられる方法が、バスソルトを使った入浴です。バスソルトはむくみの解消の他にも、冷えの改善やデトックス効果などが期待できます。本記事では、バスソルトに期待できる効果と、入浴に取り入れる際のポイントを紹介します。

この記事を読むための時間：3分

バスソルトがむくみ解消に効果的な理由

バスソルトに含まれるマグネシウムやカリウムなどのミネラル成分は、末梢神経を温めて血行を促進する作用があるといわれています。身体の隅々まで血液が行き渡ることで、余分な水分や老廃物が排出されやすくなるため、バスソルトはむくみ解消に効果的なのです。

バスソルトに期待できる効果

バスソルトは、むくみ解消以外にも以下の4つの効果が期待できます。

冷え性改善
肌の保湿
デトックス効果
リラックス効果

冷え性改善

バスソルトは高い温浴効果があり、冷え性の改善に有効とされています。バスソルトに含まれる豊富なミネラル成分が身体の芯から温めてくれるので、寒い時期や冷えが気になる人におすすめです。

肌の保湿

バスソルトに含まれる塩化ナトリウムは、肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぐため、保湿効果が期待できます。また、毛穴の汚れを排出しやすくするため、毛穴を引き締めると同時に、保湿に必要な皮脂が分泌されて、潤いを保ちやすくなります。

デトックス効果

バスソルトは身体を芯から温めて、発汗を促す作用があります。汗をかくことで、体内の余分な水分や老廃物が排出されやすくなります。疲れが抜けない時は、バスソルトを使って入浴することで、心身ともにリフレッシュできるでしょう。

リラックス効果

バスソルトを入れたお湯にゆっくり浸かることで、身体の芯から温まり凝り固まった筋肉がほぐれてリラックスできます。とくにアロマの香り付きのものを選ぶと、香りとの相乗効果でより癒しのバスタイムを楽しめるでしょう。

バスソルトの効果的な使い方

バスソルトの効果を引き出すためには、以下の3つのポイントを守ることが大切です。

適量を守る
お湯の温度を40度以下にする
適切な入浴時間を守る

適量を守る

バスソルトの適量は、一般的に200Lの浴槽に対して40g～50gといわれています。適量以上を入れると、過度な刺激によって肌荒れやかゆみなどのトラブルにつながるおそれがあるので、注意が必要です。一方で少なすぎると、十分な効果が見込めません。バスソルトを使う際は、パッケージを確認して適切な使用量を守りましょう。

お湯の温度を40度以下にする

バスソルトを使用する際、お湯の温度を40度以上にすると、バスソルトの成分が破壊されて効果を得られない場合があります。また、熱すぎるお湯は交感神経を刺激してリラックスしにくくなってしまうので、37度～39度のぬるめに設定しましょう。

適切な入浴時間を守る

バスソルトを使用した時の入浴時間の目安は、全身浴の場合は10分～20分程度、半身浴の場合は30分～40分程度です。入浴時間が短すぎると、バスソルトの効果を得られません。一方、長すぎるとのぼせや脱水につながるおそれがあります。適度に水分を補給しながら、身体に負担のかからない範囲で入浴を楽しみましょう。