バスソルトの効果的な使い方とは?お風呂以外での使い方も紹介

バスソルトは、リラックスや美容効果が期待できる人気の入浴剤です。バスソルトの効果を十分に引き出すためには、正しい使い方を知る必要があります。本記事では、バスソルトの使い方とポイントを解説します。また、お風呂以外での使用方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読むための時間:3分
バスソルトの使い方とポイント
バスソルトを使う際は、以下の3つのポイントを意識しましょう。
- バスソルトの適量を確認する
- お風呂の温度を40度未満に設定する
- 適切な入浴時間をチェックする
バスソルトの適量を確認する
バスソルトの適量は、一般的な浴槽(約200リットル)に対して40g~50gです。適量より少ないと、効果を感じにくいケースがあります。一方で、多すぎると肌水分量のバランスが崩れて皮膚トラブルにつながったり、配管や浴槽に負担がかかったりするため、使用前にパッケージの表記をチェックして、適量を守りましょう。
お風呂の温度を40度未満に設定する
バスソルトを使用する際のお風呂の温度は、37度~39度程度がおすすめです。お湯の温度が高いと有効成分が破壊されて、温浴効果や発汗作用、美肌効果など、バスソルトの効果を得にくくなるおそれがあります。また、交感神経が活発化することで、眠りにくくなるおそれがあるため注意が必要です。血管収縮により血圧が上昇する可能性もあるため、熱すぎるお風呂は避けましょう。
適切な入浴時間をチェックする
バスソルトを使用する際の適切な入浴時間は、全身浴で10分~20分程度、半身浴で30分~40分程度です。入浴時間が短いと、バスソルトの効果を十分に得られません。しかし長すぎると、のぼせや肌トラブルにつながるおそれがあります。入浴方法に合わせて、適切な入浴時間を守りましょう。また、入浴時は体内の水分が失われやすいので、適度に水分補給をすることが大切です。
バスソルトのお風呂以外での使い方
バスソルトはお風呂以外でも活用できます。おすすめの活用方法を3つ紹介します。
- ボディマッサージ
- 足湯
- ルームフレグランス
ボディマッサージ
ホホバオイルなどのキャリアオイルに、バスソルトを加えることで、オリジナルのマッサージソルトが作れます。マッサージソルトを用いて、手先や足先など末端部から心臓に向かってマッサージすれば、保湿効果、リンパの流れの改善、むくみやセルライトの除去が期待できます。マッサージソルトを作る場合は、肌を傷付けにくい粒子の細かいものを選びましょう。また、週に2回程度の使用にとどめることが大切です。
足湯
足湯は、全身浴に比べて心臓への負担が少なく、気軽に行える温浴方法として人気です。体調が悪く入浴を避けたいときや、手足の冷えが気になるときは、温浴効果の向上が期待できるバスソルトを使った足湯がおすすめです。
【用意するもの】
- 足湯用のバケツや洗面器
- 38度~43度程度の、ぬるま湯~やや高めのお湯
- バスソルト
- ひざ掛け
【足湯の使い方】
- くるぶしの上が浸かる程度のお湯に、小さじ1杯~2杯のバスソルトを溶かす
- 椅子に座って足を湯に入れて、ひざを冷やさないようにブランケットなどをかける
- 適当にお湯を足しながら15分~20分程度足を温める
ルームフレグランス
バスソルトは、エッセンシャルオイルなど香り成分が配合されているものが多くあります。小さな布袋や器に1回分のバスソルトを盛って置くと、ほのかな香りが広がります。香りを楽しんだ後は、お風呂に入れればバスソルトの効果が期待できるので、一石二鳥といえるでしょう。
効果的な使い方でバスソルトを楽しもう
バスソルトは、リラックスや美容など、さまざまな効果が期待できるバスグッズです。また、ボディマッサージやルームフレグランスとしても使うことができます。バスソルトの効果を十分得るためには、使用する際に適量やお湯の温度を計り、正しい使い方を意識しましょう。

