バスソルトが自律神経に良いといわれる理由は?入浴のポイントも解説

日々の疲れやストレスによって自律神経が乱れると、心身のさまざまな不調につながります。入浴は自律神経に働きかけて、心と身体のバランスを整える効果があるといわれています。さらにバスソルトを使うことで、リラックス効果や温浴効果の向上が期待できるのでおすすめです。本記事では、バスソルトが自律神経に良いと言われる理由と、自律神経を整える入浴方法を紹介します。
この記事を読むための時間:3分
バスソルトが自律神経に良いといわれる理由
自律神経を整えるのにバスソルトが効果的といわれる理由は、以下の3つです。
- 血流が促進されるから
- 筋肉の緊張を和らげるから
- 身体の熱を逃がしにくくするから
血流が促進されるから
自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位な状態が続くと、血管が収縮して血流が悪くなり、冷えやむくみ、疲労などさまざまな不調の原因となります。バスソルトに含まれる豊富なミネラル成分は、血行を促すため、不調の改善が期待できます。
筋肉の緊張を和らげるから
バスソルトに含まれるマグネシウムやカリウムなどのミネラルは、筋肉の緊張を和らげる効果が期待できます。凝り固まった筋肉をほぐすことで、滞りがちな血流がスムーズになり、自律神経が整いやすくなります。
身体の熱を逃がしにくくするから
バスソルトを入れたお湯に浸かると、塩分が皮膚表面のタンパク質と結合して膜を作るため、身体の熱を逃がしにくくなるといわれています。温浴効果が続くことで、副交感神経が優位になりリラックスした状態を維持しやすくなります。
自律神経に効果的なバスソルトを選ぶコツ
自律神経を整える効果が期待できるバスソルトを選ぶコツは、以下の2つです。
- デッドシーソルトを選ぶ
- アロマの香り付きのものを選ぶ
デッドシーソルトを選ぶ
死海の天然塩を用いたデッドシーソルトは、マグネシウムやカリウム、カルシウムなどのミネラル成分が豊富に含まれています。これらのミネラル成分は、筋肉の緊張を和らげて、高いリラックス効果が期待できます。自律神経のバランスを整えたい時は、デッドシーソルトを使った入浴がおすすめです。
アロマの香り付きのものを選ぶ
アロマの香りは、ストレス解消や疲労回復など、さまざまな効果があるとされています。自律神経を整えたい際は、以下の香り付きのバスソルトを選ぶことで、相乗効果が期待できるでしょう。
- ラベンダー
- グレープフルーツ
- ローズマリー
- オレンジ・スイート
- ベルガモット
自律神経を整える入浴方法
自律神経を整える入浴のポイントは、以下の3つです。
- ぬるめのお湯に浸かる
- 適切な入浴時間を守る
- 入浴中のスマホの使用は控える
ぬるめのお湯に浸かる
入浴は自律神経の調整に有効ですが、42度以上の熱いお湯は、交感神経を刺激してストレスを感じることがあります。また、高温のお湯にバスソルトを入れると、成分が壊れて効果を感じられにくくなるため、注意が必要です。入浴でリラックス効果を得るためには、お湯の温度を38度~40度のぬるめに設定しましょう。
適切な入浴時間を守る
自律神経を整えるためには、適切な入浴時間を守ることも大切です。より高い入浴効果を得ようとして、長時間湯船に浸かっていると、身体に負担がかかり疲労感が増すおそれがあります。全身浴の場合は10分~15分、半身浴は15分~20分を目安に、適度な入浴時間を心がけましょう。
入浴中のスマホの使用は控える
入浴中にスマホやパソコンで、動画やニュースなどを視聴する人は多いでしょう。しかし、スマホやパソコンから発生するブルーライトやデジタル刺激は、交感神経を優位にして、リラックス効果を低減させるおそれがあります。また、水没や感電の危険もあるので、入浴中のスマホやパソコンの使用は避けましょう。
バスソルトを使ったバスタイムで自律神経を整えよう
入浴は自律神経に働きかけて、心身をリラックスさせる効果が期待できます。入浴効果をさらに高めるには、ミネラル成分を豊富に含むデッドシーソルトのバスソルトの使用がおすすめです。日々の疲れやストレスが抜けない、自律神経の乱れが気になる際は、バスソルトを活用してみてはいかがでしょうか。
